いつのまにか大河ドラマが毎週のお楽しみとなり、大好きになっていました。
はっきりと記憶しているのは、41作品目から。以後毎年欠かさず見てきています。
聖地巡礼に行きたいくらい好きなのですが、なかなかそれは叶いません。
なぜこんなに「大河ドラマ」に魅力を感じるのでしょうか?
どの作品も楽しく観ていますが、中でもおすすめ作品を6作紹介します。
1.大河ドラマの魅力
大河ドラマ好きが考える「大河ドラマの魅力」は3つ。
歴史を知ることができる
経年観ていても、単発で観ても、脈々と受け継いできた時代の流れがわかります。
そして、教科書で知った歴史上の人物は、実在の人物で架空の人(もいますが)ではないことがわかります。
ドラマ内容は、大きな流れは間違ってなくても事実とは違うのでしょう。
ドラマだから脚色されているのでしょう…。
でも、ドラマだからそれでいいのではないかと思います。
ドラマだからこそドラマチックにドラマとして楽しめるのです。
ドラマによって時代背景が違うので、その時代の人達を知ることができます。
それぞれ好きな時代があるでしょうし、それぞれが楽しめるように楽しめるドラマだと思います。
1年を通して楽しめ、リピートもできる
まずは毎週の楽しみができます。そして、それが1年続きます。
唯一無二のドラマ!ある意味、日本の宝なのではないでしょうか。
その上、BS18時(昔は22時)・NHK20時・翌週土曜日再放送で3回見れて、年末の一気見。
何度も見れて、復習・予習がしっかりできます。
主役の俳優さんの成長物語の一面も
出演の役者さん、特に主役の俳優さんの成長が見られるのは魅力的です。
主役は、若い頃から年齢を重ねる役が多くて、役が歳を重ねるのと同じように、俳優さんも経験を重ねて、成長していく様子を感じれることが楽しみの一つでもあります。
もちろん、側近の人たちやパートナーの成長も同じく楽しめます。
2.魅力的で印象深い6作品
大人になり、41作品目以降の大河ドラマを楽しく観てきて、現在進行形です。
その中で、魅力的で印象的な6作品を紹介します。
篤姫:宮崎あおい.47作目(2008)
江戸幕府終了付近の時代。
女性主役の大河ドラマはわたしの中では初めてでした。
地方のかわいいお姫様が貫禄のある国の要まで成長しましたね。
かなりハードな女性の一生が見れました。
夫、堺雅人・徳川家定、素晴らしい夫婦でした。(からの連れうつとか萌えました)
松坂慶子・幾島さんとのやりとりも愛がありほっこりでした。
あおいちゃんの成長物語でもありましたね。
この作品は、東京の1年の研修時期を支えてくれました。
はとバス観光でNHKスタジオパーク見学があって、たまたまクランクアップの撮影日。
あおいちゃんの後ろ姿をちょっと見ました。ちっちゃかったです。
龍馬伝 :福山雅治.49作目(2010)
幕末明治維新時代はPowerがあって、魅力的な人達が跋扈してて好きです。
まずは福山さんそっくりな子役に度肝を抜かれました。
龍馬の全体を見通している視点が気持ちよくてすっきり。
気持ちは男男してるのに、そう見えない所は福山さんだからでしょう。
まだムキムキになっていない福山雅治・龍馬はカッコよかったです。
おりょうとの夫婦関係もさっぱり気持ちよかったです。
初の新婚旅行も自然な流れでしたね。
岩崎弥太郎や長崎の亀山社中組とか、出てる人達が魅力的でした。
暗殺もしっかり描かれていました。
音楽とくすみがかった映像も好きで、サントラ購入しました。
同時期に小説「龍馬が行く」を全部買いましたが、途中断念。
でも、いつか再チャレンジするつもりです。
真田丸:堺雅人.55作目(2016)
戦国時代は個性的な人物が多くて面白い時代です。
大河ドラマは2回目の三谷幸喜作品。
新選組も見てました。堺さん山南敬助役で出てましたね。
堺雅人・幸村はもちろん、草刈正雄・お父さん昌幸、真面目な大泉洋・お兄さん信幸。
この家族は面白かったですね。
お父さんは第二の主役、いや前半は主役張ってましたね。
「では、おのおの、抜かりなく」
役者さん達もよかったけど、ストーリー自体が面白くて引き込まれてました。
文句なく面白かったです。
西郷どん:鈴木亮平.57作目(2018)
記憶に新しい西郷どん。時代は明治維新。
鈴木亮平さんは西郷さんになってましたね。懐お深い優しい感じ。
松坂慶子・お母さんをおんぶして桜島みるとか。
お嫁さんたちが素晴らしい。特に奄美の愛加那との時間は癒しでした。
癒しといえば、熊吉も。
瑛太・大久保さーとの友情からの対立からの友情、深い所で繋がってました。
後半の西郷さんでは抑えられない苦しさからの、西南戦争を無邪気に楽しんでる感。
見てて逆に悲しかったけど、優しい西郷さんに戻って良かったなと思いました。
前半は渡辺謙さん・斉彬は第二の主役でしたね。
2019年に鹿児島旅行。桜島や西郷さんが最後に籠った場所も見て。
実際その場に行くと本当にここに生きてた人なんだなと生々しく感じられます。
麒麟がくる:長谷川博己.59作目(2020)
the大河ドラマです。
オープニングから大河ドラマ感満載で、どっしりしてていい感じでした。
染谷信長よし。もっくん斎藤道三よし。帰蝶、川口春奈よし。最後までのストーリーよし。
前半は道三、後半は信長が主役でもありました。
長谷川さんは、最後はもう光秀そのものでしたね。
生きててくれてありがとう。
風間俊介・家康、佐々木蔵之介・秀吉、このメンツでこれから先の展開が観たい!
心からそう思いました。今でも思っています。
かなり好きです❤︎
コロナで撮影中止になったり、放送も休止になったり。
大変だったと思いますが、閉塞感の中楽しみで待っていました。
あの苦しい時期を支えてもらった作品です。
いだてん:中村勘九郎・阿部サダオ.58作目(2019)
宮藤官九郎作品。
2人主役のバトンタッチの物語でしたが、話は繋がっていました。
落語チームの同時進行とか、展開の早さもオリンピックの躍動感と相まって面白かったです。
中村勘三郎・金栗四三の「ひゃ~」とか、阿部サダオ・田畑政治さんの「~じゃんね~」は口癖になりました。
柔道創始者、役所広司・嘉納治五郎の熱い感じ…何かを成し遂げるには諦めない強い思いが大切なんですね。受け継がれてました。
落語班の森山未来からのたけし。江戸っ子きょんきょんもぴったりでした。
「箱根駅伝」大好きなので、四三さんには感謝です!
オリンピックに参加する前提で見てたので、興味津々でした。
こういう方々がいて今のオリンピック参加があるんじゃんねー。
オリンピック貯金して、チケット3つゲットしてました(泣)
思い入れのある作品です。
3.他の作品も好き
他にも魅力的な作品はたくさんあります。
軍士官兵衛:岡田准一
戦国時代、大好きです。
杖ついた准一官兵衛はハマってました。幽閉が印象的です。
後半、竹中直人・秀吉に振り回されてましたね。
黒田家家臣達、濱田岳とかもこちゃんとかがっつり守ってましたね。
新選組!:香取慎吾
三谷幸喜✖️慎吾ちゃん。
おちゃらけなく全うなストーリーが意外でしたが、三谷さんの大河ドラマ好きがわかりました。
慎吾ちゃん近藤勇と山本耕史・土方歳三の関係性がぴったり。
「堺雅人」の存在を知ったのはこの作品かもしれません。
おんな城主直虎:柴咲コウ
戦国時代好きです。
前髪パッツンのおかっぱが、直虎にピッタリでした。
大叔父の小林薫・和尚は、渋い後ろ盾で、市原隼人さんも控えめでカッコよかったです(脇役で見るのは初めて?)。
幼なじみの高橋一生・政次の衝撃の死、最後まで愛でしたね。
ムロツヨシも意外な役して。柳楽優弥・龍雲丸も迫力ありました。
この後、あの井伊直弼に繋がるんですよね。面白い!
しっかり見てました。
八重の桜:綾瀬はるか
幕末明治維新時代。
「ならぬことはならぬのです」
子役がチャーミングでした。お兄ちゃん・西島秀俊、前半の夫長谷川博己、後半の夫オダギリジョーとの夫婦関係も見応えありました。
鉄砲持って戦う綾瀬はるかはかっこよくて「幕末のジャンヌダルク」でした。
戦場からの大学関係とかナイチンゲールとか、生き方の変化は劇的でした。
4.2021年60作目:晴天を衝け.吉沢亮
現代日本の基礎がどう成り立ってきたのかが知ることができました。
江戸、明治、大正を生きた人です。
人に焦点が当たってて、どう渋沢栄一が出来上がったのかが環境から家族から友人からよくわかりました。
「みんなが幸せなのが一番なんだで」
北大路欣也・家康の「徳川家康です」は楽しみになっていました。
つよぽんの徳川慶喜最高でした。つよぽんしかいませんね。
導入の歌のつよぽんの名前が出る、海に変化する場面は感動でした。
高良健吾さんはハマり役でした。
「お前さん」の平岡円四郎があそこで死ぬのがまた儚くてドラマでした。
妻の支えって大事です。家を守るってこういうことかって勉強になりました。
「まだまだ励むべ〜」
5.2022年61作目:鎌倉殿の13人.小栗旬
大河ドラマの三谷幸喜作品2作とも見ました。新選組。真田丸大好きです。
鎌倉という土地が好きです。
好きが重なり楽しみでしかありません。
2022年の大河ドラマも毎週楽しみに見て行きます♪
6.まとめ:本当は全部おすすめ
自分勝手に6作品を選びましたが、ここにはあげられなかった作品も魅力的な作品ばかりで、結局全部面白いのです。
最近のドラマの印象が強く残っていて多くなっているのは否めませんが、自分の人生と関わってきてる作品も印象に残ってます。
大河ドラマゆかりの地を巡る、「聖地巡礼」をしようと思っていましたが、なかなか出来ていません。
1年遅れくらいでドラマを見切ってから巡れればいいなと思っています。
視聴率が話題になりますが、いい作品ばかりなので、視聴率は気にせずやって欲しいです。
撮影:みいちゃん
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