意外に近くにある観光地には行かないものです。
コロナ禍の2020年、そうだ近所を旅してみようと思い立ちました。
医光寺で益田市のパンフレットを見て、中世堪能コース」という観光コースが紹介されていました。
そこで初めて染羽天石勝神社を知り、「染羽天石勝神社」に行くことにしたのです。
急に歴史的な意味を持ったぷち観光となりました。
1.中世堪能コースとは
中世堪能コースとは、どんなコースなのですか?
益田市の「日本遺産のまち 益田市」のパンフレットにあった観光コースのひとつです。
中世堪能コースは益田氏のゆかりの寺社を3つ巡るコースです。
益田市の歴史を感じ、実際寺社を巡って時代の流れがわかり、益田市・益田氏を知ることができます。
2.染羽天石勝神社について
まずは、染羽天石勝神社について紹介します。
染羽天石勝神社は「そめはあめのいわかつじんじゃ」と読みます。
中世に益田氏の庇護を受けて発展しました。
染羽天石勝神社御本殿:国指定重要文化財
創建:神亀二年(725年)
主祭神:天石勝命
定休日:なし
営業時間.9:00〜16:00
交通アクセス:山陰本線益田駅からバス15分、堀川橋下車
3.染羽天石勝神社に参拝
それでは、染羽天石勝神社を初参拝の様子を紹介します。
①鳥居・参道
高校の校庭に隣接して参道があり、鳥居を抜けて神社に入ります。
…写真撮り忘れました。
②染羽天石勝神社御本殿:国指定重要文化財
朱塗りの本殿です。安土桃山時代の建築物だそうです。
本殿には上がられないので、階下の神門からの参拝になります。
近くからは気づきませんでしたが、少し遠くから見ると背後の木々から「気」を感じました。
③染羽天石勝神社の神楽殿
かなり年代を感じる建物です。
大きな神楽殿で境内の真ん中にどーんと存在していました。
④染羽天石勝神社の境内社
かなりゆがみのある石段です。登っていいのか迷いましたが…
手すりを持ってゆっくり登って、参拝しました。
本殿を近くから感じることができ、素敵な光景が見ることができました。
⑤注連岩
なぜか先に導かれたのは、本殿ではなくこの場所でした。
由緒書を読むと、725年当時は社殿はなく自然崇拝をしていて
弁天池の背後にある注連岩と呼ばれる一枚岩の断崖を崇拝していました。
染羽天石勝神社の由緒書
と書かれてありました。きっとここなのではないでしょうか。
⑥弁天池
夏だからなのか、弁天池に水はありませんでしたが…、鳥居をくぐって参拝しました。
4.染羽天石勝神社の御朱印
参拝後、染羽天石勝神社の御朱印をいただきました。
社務所には人はいませんでしたが、セルフ方式でお金を払い御朱印をいただきました。
染羽天石勝神社の御朱印とパンフレットとおみくじです。
…神社に行くとおみくじを引きたくなるのです。
5.まとめ
それでは、染羽天石勝神社の参拝のまとめです。
- 高校の校庭に隣接して参道があり、鳥居を抜けて神社に向かうなかなかレアな神社です。
- 安土桃山時代の建築物で国の重要文化財。歴史を感じられます。
- 広くない空間の神社なので短時間で巡れますが、その分じっくり建物を観れます。
- 近くに雪舟庭園がある医光寺と萬福寺があるので、ぜひ「中世堪能コース」を巡ってみてください。楽しさ3倍です。
島根県益田市観光公式サイト:染羽天石勝神社について https://masudashi.com/kankouspot/kankouspot-731
島根県益田市での 余暇の過ごし方 の参考にしてみてください。
撮影:みいちゃん.